« PC復活劇 | トップページ | イムコ ストリームライン »

2010年4月 7日 (水)

父親との思い出

今日から子どもたちは新学期が始まりました。上の娘は中学二年生に、下の息子は小学三年生になりました。今日は始業式だったのでお昼には学校から帰ってきました。二人とも「今度はx組だよ」とか「xxちゃんと一緒になったよ」などと、帰ってくるなり大報告会となりました。僕もちょうど今日は会社が休みで家にいたので、奥さんと一緒にその報告会を聞くことになりました。

ここ数日天気が悪かったところが、今日は朝からいい天気になりました。下の息子が「サイクリングに行こう」と誘ってきました。三年生になると近所であれば親と一緒でなくても自転車で出かけることができるようになります(学校の規則です)。それでもこれまであまり自転車で出かけることが少なかった息子にはまだひとりで外に出すには心配が残ります。少しでも練習させなければ、と思っていたので、今日は付き合うことにしました。

のんびりペースで約10Kmの道のりを一時間くらいで走ってきました。昼過ぎには気温もかなり上がっていたので、さほど着込まなくても寒くありません。いろいろと話をしながら田舎道を走りました。

娘は娘で「キャッチボールやろう」と誘ってきます。娘には小学校の低学年の頃からグローブを買ってやり、ちょこちょこキャッチボールをしていました。最近あまりやっていなかったので、こちらも付き合うことにしました。

久しぶりのキャッチボール。いつのまにか娘は安定して球を受けることができるようになっていました。小学校の頃は六年間サッカーをやっていました。また中学校では剣道部に入り、毎日剣道をしています。だから野球やソフトボールとは無縁のはずですが、普通にグローブでキャッチします。そういえば体育の時、ソフトボールで活躍したようなことを言ってたっけ。途中から息子も合流しました。息子も普段はサッカーをやっているのでキャッチボールは僕としかやりませんが、以前に比べればだいぶ上手に受けられるようになってきました。

また、明日は奥さんの誕生日で、息子は奥さんに何か料理を作ってあげたいようですが(去年はクレープを焼いてくれました)、明日は僕も休みではないので、今日何か作ろうということになりました。奥さんのリクエストで(ベタですが)カレーを作ることにしました。娘も手伝ってくれて、息子と僕と三人でカレーを作りました。一日早いけど奥さんへのプレゼントです。

そんな一日を過ごし、ふと思ったことがあります。

実はなんとも偶然なのですが、奥さんの誕生日は僕の父親の命日でもあるのです。僕の父親はいわゆる昔の父親ですから、自分の時間を割いてまで子どもと遊ぶなんてことはしません。僕も遊んでもらった記憶などほとんどありません。

でも、自転車のハンドルのところに取り付ける子ども用のイスに乗せられ、自転車で近所を回ってくれたことを覚えています。恐らく三歳くらいの頃でしょう。僕の父は色弱の気があったせいか、クルマの免許を持っていませんでした。どこへ行くにも自転車でした。なので子どもの頃父にどこかへ連れて行ってもらった記憶は自転車の記憶だけです。

一度だけ、父が僕とキャッチボールをしてくれた記憶があります。たった一度だけだったので、どこでやったかも覚えています。でもその一度だけしか記憶がありません。いや、キャッチボールをした事実もその一度きりです。

父はやればできたのかもしれませんが、料理をしている記憶がありません。だから父と料理をした記憶はありません。

そしてお酒が大好きだった父と一緒に飲んだ記憶も一度だけです。ある年のお盆の晩、父と、父の兄(僕の伯父です)と三人でビールを飲んだ記憶。

考えてみればあまり父と二人っきりの記憶って少ないんです。

で、僕の子どもたちは今日のことを覚えていてくれるんだろうかって。少なくとも僕と僕の父との関係よりは僕が子どもたちと関わっている時間も回数も多いと思います。だけどそれだから逆に一つ一つの思い出が薄くなってないか、そんな風に思えるのです。

もし僕がいつかこの世を去ったとき、子どもたちが「あんなこともあったっけ、こんなこともしたっけ」と思い出してくれたらいいなって、そんな風に思いました。

父の命日を前にして少し考えすぎているのかもしれません。

|

« PC復活劇 | トップページ | イムコ ストリームライン »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 父親との思い出:

« PC復活劇 | トップページ | イムコ ストリームライン »