« 訃報 藤岡幹大さん | トップページ | いよいよ10年目に入ります »

2018年1月11日 (木)

高齢者ドライバーの悲劇

群馬県前橋市で85歳のドライバーの運転する乗用車にはねられ、高校一年生と三年生、二人の女子高生がはねられて意識不明の重体という、悲惨な事故が発生しました。

ニュースでは事故現場の130メートル手前で右折待ちの車と接触し、対向車線を逆走、一人目の被害者をはねた後、塀に接触、横転した車に二人目の被害者が巻き込まれたようで、2台の自転車はハンドルや車輪がひしゃげ、事故の激しさを物語っています。

恐らく冬休みが終わり、まだ学校も始まったばかりだと思います。また三年生はもうすぐセンター試験、あるいは私立の入試が始まる頃です。この事故で人生が狂わないことを、まして命を落とさないことを切に願います。

我が家にも80歳を越える伯父、伯母、そしてもうすぐ80歳になる母がいます。

伯父はだいぶ前から自宅の庭で車庫のシャッターに突っ込んだり、家を訪れたお客さんの車に接触したりしていましたが、納屋の柱を倒しかけたことがきっかけで(その時柱の近くには母がいました)、強制的に車のキーを取り上げました。

しばらくは運転したいようなことを言って抵抗しようとしましたが、外でスピードが乗っている時に人などはねてしまっては取り返しがつきません。頑としてキーを返すことはしませんでした。

そのうちに認知症がひどくなり運転どころではなくなりましたが、伯父は過去にも飲酒運転で自爆事故を起こしたりしていましたから、本当に大きな事故を起こすことなく済んでよかったと思っています。

また、奥さんのお母さんもお父さんが亡くなってからしばらくは奥さんの実家で一人暮らしをしていたので運転していましたが、一昨年80歳になったのをきっかけに、奥さんのお兄さんの家で同居することになりました。まだ運転したかったようですが、スーパーの駐車場でバックで柵にバンパーをぶつけても、それにも気付かなかったりといったことが何度かあったため、お兄さんが強制的に運転を禁止し、免許を返納させたようです。

しばらくはまだ運転できるのに、といった恨み言を言っていましたがさすがに最近は言わなくなりました。

うちの伯母は原付と小型特殊の免許しか持っていないため、畑に行くのにヤマハメイトが日常の足でしたが、自発的に10年位前から運転を止めています。

残るは僕の母です。

今のところ不安になるほどのひどい運転ではありませんが、状況を見てそのうちには運転を止めるように言わなければならないでしょう。

ただ、僕の住む地域は東京のような都会とは公共交通機関の充実度が違います。日本の大半がそうだと思いますが、車がないと買い物もままならない地域はたくさんあります。ですから車がなくなるということはすなわち生活が成り立たなくなるということでもあります。

幸い我が家は母、僕、奥さん、僕の娘、そして僕の妹も同じ敷地内に住んでいて運転ができるのでなんとかなっています。数年後には息子も免許取得が可能な年齢になりますからさらにドライバーが増えることになります。

しかしいつでも誰かがいるとは限りません。だから免許も車もなくなると困るというのも分からなくはありません。

でも......

やはり他人の命を奪ったり、他人に怪我をさせて人生を狂わせたりはしたくありませんし、そんな権利は誰にもありません。ですから皆いつかはどこかで運転を止めることを決断しなければなりません。

さてさて、僕はあと何年運転できるのだろう......

|

« 訃報 藤岡幹大さん | トップページ | いよいよ10年目に入ります »

クルマ・バイク」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/534818/66264559

この記事へのトラックバック一覧です: 高齢者ドライバーの悲劇:

« 訃報 藤岡幹大さん | トップページ | いよいよ10年目に入ります »